海のルアー釣り…興味はあれどどうにも釣れる気がせず長いこと手を出さずにいたジャンルでした。

ついこの間でまでは釣れた魚はと言えばアナハゼのみ…(;´д`)

まぁ、なかなかその気にならず、たまにやる気になってもちょっとやってはすぐにいつもの釣り(投げ、ブッコミ)に戻ってしまう、という感じでしたので釣れるわけもないな、と思うのですが‥。


そんな調子だったのですが2011年年末、T釣り場でのこと、岸際1m以内を激しいナブラが通過、しかも行ったり来たり、こちらを挑発するかのように何度も往復します!

ナブラ自体はこれまで何度も見ていてジグを投げたことも数多いのですが一度もアタリすら感じたことがなく完全に疑心暗鬼、「あんなもの釣れるとは信じられん」、と不感症を自負しておりましていつもは無視していました。

しかしこの時はさすがに気になります、だって足下から1m以内ですよ! それでも最初は無視してT釣りを続けていたのですが岸際1mって言ったらT狙いとポイントもかぶってますわ(>_<)


さすがの私も「どうせ釣れやしないだろうがここまで煽られたらちょっとルアー投げてみるか」 という気にさせられました。

そうしたら何と!、適当に選んで投げたミノーに「ゴイン!!!」 と来たかと思ったら「グイングイン!」と物凄い引きが手元に伝わってきました!完全にビギナーズラック、だったとは思いますがコイツが40cm強のハマチ(の子?イナダというんでしたっけ?ワカシ?)でした。

その後もナブラ終了まで投げ続け、もう一度アタリがあったのですが痛恨のフックアウト…!それきりでした。
しかし初めての青物!最高でした!!



その翌週、味をしめた私は当然同時刻、同じ場所でルアータックルをかまえていました(๑≧౪≦) 

そして夕マズメ、前回同様に祭りが始まったのを見て「もう獲ったも同然」と思い込んで投げ続けますがアタリが来ません…。
やはり前回のはマグレ、ナブラの前方を直撃できても必ず釣れる訳ではないと思い知りました。
ところがこの日は日が落ちてすっかり暗くなっても水面が沸く状態が続き、何と私にもHIT、ちょうど60cmのシーバスが2本釣れました!


後で気づきましたがこの時は祭りの開始早々に暴れまわっていたのは確かに青物だったのですが日が沈み青物が撤退するのと入れ替わりにシーバスの群れが入ってきて暴れ続けた、ということのようです。
地元常連氏と話してわかったのですが言われてみれば最初の方では「バシャバシャバシャ」だったのが後半は「ガボン!ガボン!」と明らかに違う捕食音でした。
 
ともあれこの二度の釣果ですっかりその気に。
言うまでもなくそれからは常にルアータックルを携帯、ナブラの気配があればすかさずルアーを投げるようになりました。

しかしナブラが出れば高確率なのか?と言えばそうでもないということや、もし運良く掛かってもフックアウトが非常に多い、ということも思い知らされ今に至ります。

翌12年の5月に鯖が2本釣れた以外には釣果に恵まれず、投げ釣りやエギングの合間ですが細々と続けてはいます。 



ナブラやボイルのように明らかな合図がないとどうしてもやる気が起きない、というのも釣果が上がらない原因でしょうね。 

今年はメバル、アジ、黒鯛なんかも気になっていましてメバルロッドも買ったことですし少し頑張ってみようと勉強中です。


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